女子高生は魔法少女になれない

キュアップ・ラパパ ?

「可愛い」は「正義」

この世には「可愛いは正義」という言葉がある。
私自身も可愛くなりたい。めっちゃ可愛くなりたい。
きれざわ端娘です。

女の子ならみんな当たり前のように可愛くなりたいと
願っているはずである。
でも世界中の女の子が探し求める
「可愛い」はどこにあるんだろう。
こんなにこんなに探しているのに全然見つからない
「可愛い」は誰が独り占めしてるんだろう。

たとえば「宮崎あおい」。
可愛い。演技派女優でもあり文句無しに可愛い。
「わたしは 可愛い から卒業する」なんて
CMに出演するくらい可愛い。

たとえば「きゃりーぱみゅぱみゅ」。
可愛い。原宿系ファッションを普及させ、
海外でも大きな支持を得るセカオワ深瀬の元カノ。
独特な雰囲気も少し幼い声も可愛い。

たとえば「あのちゃん」。
可愛い。ボブに姫カットという斬新な髪型に
不思議な食生活も服装も病み可愛い。
 信じられないほど白い肌も可愛い。

上に述べた3人は大勢の人間に支持される
「圧倒的可愛さ」を持っている。

じゃあ、私が宮崎あおいになったら。
じゃあ、私がきゃりーぱみゅぱみゅになったら。
じゃあ、私があのちゃんになったら。

「圧倒的可愛さ」を手にしたら幸せになれるんだろうか。
かくも生きづらい世の中は「圧倒的可愛さ」で
ねじ伏せることができるんだろうか。

現実はそうかもしれない。
可愛い方が優遇され、見た目のコンプレックスに
苛まれることがないのは当たり前だ。

でも私は「圧倒的可愛さ」なんていらない。
大勢の人間の支持もいらない。
生きづらさなんて関係ない。
この姿の私を、私自身が世界一可愛がって、
世界一支持してあげたい。
黙っているだけじゃ可愛がってもらえないなら
可愛がられる努力をしていたい。
自分の力で可愛くなってみせたい。
そして自信の無い愛想のない才能のない自分を
ぜんぶぜんぶ肯定したい。

それが「可愛い」であり「強さ」なんじゃないか。
生まれ持った「可愛い」も、捻り出した「可愛い」も
みんなみんなキラキラした「可愛い」だ。

女の子は可愛い。
女の子は「可愛い」への無限の可能性だ。


女の子は「正義」である。