女子高生は魔法少女になれない

キュアップ・ラパパ ?

Goodbye

昨日、本命くんのことを諦めようと決めました。

 

彼を好きになったのは5ヶ月前。

この人だと思いました。

優しくて、面白くて、音楽が好きで、格好良い彼。

Twitterでもいろんな人が応援してくれて、ああ、私今すごく素敵な恋をしているなぁと思っていました。

 

でも、私たちにはひとつ無かったことにしてしまおうとしていた過ちがありました。

2回目のデートで事に及んでしまったことです。

未遂でしたが。

私はもう既にその時彼のことが好きで、彼にもちょっとでもその気持ちがあるからこうなったんじゃないか、なんて軽く考えていました。

でも違いました。彼には全くその気がありませんでした。

私は振られました。

でも全く諦める気にならなかった。

彼のことが本気で好きだったから1度の過ちくらいなんてことないと思ってしまいました。

そのあとも何度もデートをしました。

だけど、彼のデート相手は私だけではありませんでした。女の子と2人きりで遊ぶことは、彼にとってはなんてことない当たり前のことでした。

だから少しでも他の女の子に勝とうと必死に可愛い私を演じていました。

 

そんな日々が続く中、私は久しぶりに前好きだった後輩くんに会いました。

後輩くんは以前よく私の悩みを聞いてくれていて、とても信頼している大切な友人でした。

私は後輩くんに今まであった全てを話しました。

すると、「それってもう恋じゃないんじゃない」と言われました。衝撃でした。

「それさ、端娘ちゃんもう都合のいい女だと思われてるよ、だって最悪セフレになってたんでしょ、そんなに自分の価値下げていいの?」

そうだったのか、私都合よく使われてたんだ、最初は信じたくなかったけれど、あまりにも真剣に助言してくれる後輩くんの言葉を聞いていたら本命くんへの気持ちが徐々に薄れていく気がしました。

それから2日ほど後輩くんとLINEで話し合いをしました。

そして昨日やっと、結論が出ました。

「本命くんは私に一切の恋愛感情を抱いていない、このまま行けば私自身がダメになってしまう」

本命くんへの想いが恋から依存に変わりつつあるのは私も薄々気づいていました。気付かないふりをしていました。

でもそれじゃダメだ、しっかりしなくちゃ。

私は私を大事にしたい。一時の感情で手を出してきてしまうようなつまらない男よりも面白い人間性を持った人は山ほどいるはずだ。

そう思えるようになりました。

 

本命くんとのLINEはちょうどキリが良かったので既読をつけて終わりにしました。

もう、用事ができない限り連絡はしないと決めました。

今はとても苦しいけれど、後輩くんの言う通り、人は何回も「世界一好き」を繰り返していくんだと思います。

 

あの時の過ちがなければなと思わない訳ではありません。でも、後悔したって何も生まれないから。

これから新しい恋をしていく中で、同じ過ちを繰り返さないことがこの恋の報われ方なのかなと思います。

 

でもやっぱり、本命くんとのデートを思い出すと涙が止まりません。それくらい好きでした。

だけどもう振り返っちゃいけない。私のために真剣にアドバイスしてくれた後輩くんのためにも私は成長しなきゃいけない。

 

だからさよなら、本命くん。

いろんなことを教えてくれてありがとう。

もうただの友達には戻れないとは思うけど私はあなたを好きでいられて幸せでした。

勝手に思い出を美化してごめんね。

でもこうするしか、あなたを吹っ切る方法がないんです。弱い私でごめんね。

本当にありがとう、さよなら。