冥土の土産

キュアップ・ラパパ ?

懺悔

死にたいと泣いた朝がありました、生きたいと願い続けた夜がありました。

 

わたしはうまく生きられません。

特技もありません。

顔も可愛くありません。

スタイルもよくありません。

性格もよくありません。

愛してくれる恋人もいません。

 

だから妬んでしまいます、僻んでしまいます。

幸せでいっぱいなあの子なんて死んでしまえばいいと思ってしまいます。

愛してくれる人がいて、立派な一軒家に住んでいて、優しいママ、明るいパパ、可愛いペットにとびっきりの素敵な、大好きなことがあるあの子なんて壊れて消えてしまえばいいと思ってしまいます。

 

わたしは最低です。

人の不幸しか願えません。

でも人前では、自分のことすら幸せにできないのに他人の幸せを願うふりをします。

わたしは最低です。

 

昨日の夜、死にたさで目が覚めました。

死にたくて泣きました。

でも死ねませんでした。

わたしのことを唯一わかってくれる、精一杯にがむしゃらにわかろうとしてくれる友人の顔がふと頭をよぎって、どうしても死ねませんでした。

もしかしたらもう送ったことすら忘れてしまったかもしれないけれど、その子が2年ほど前に送ってくれた手紙を思い出して、急に死ぬのが惜しくなりました。

裏切りたくないから。

わたしが生きていることを肯定し続けてくれている人をこれ以上悲しませられないから。

 

昨日の夜、生きたさで目が覚めました。

生きたくて生きたくて泣きました。

神様許してください、これ以上わたしを苦しめないでください、助けてください、と祈り続けました。

死にたいと泣くことは、生きたいと叫ぶことです。

 

どれだけ悔しくても、惨めでも、不条理でも、わたしはたった1人の、わたしの命を証明してくれた友人のために生きていかなければいけないんだと思います。

 

こんな生き方でごめんなさい。

惨めなわたしでごめんなさい。

うまく恩返しできなくてごめんなさい。

 

この場を借りて言わせてください。

ありがとう。

本当にありがとう。

普段はなんてことない顔してくだらない話しかしないけれど、あなたはわたしの命の恩人です。

これからも、わたしの大切な友人でいてください。

そして、会ったときはどうかまたいつも通りの笑顔でいてください。

わたしはあなたが大好きです。

 

 

死にたいと泣いた朝がありました、生きたいと願い続けた夜がありました、まっすぐな愛情に助けられた日々がありました。